2012年11月6日

秋競馬雑感

11月3日
東京の11レースは昨日から15:35に繰り上がっている。
伝統の重賞アルゼンチン共和国杯も第50回。
56キロのルルーシュが初重賞制覇。
ハイペース先行抜け出す。
これで10戦6勝と、G1に堂々と挑戦できる。
2着は55キロのムスカテール。
こちらも伸び盛りの戦歴。

パドックで、アルゼンチンタンゴのダンスと演奏を観てきた。
昨年秋にも、盛岡さんさ踊りを観た。
このような催しがあると、馬券でやられた心を少しは静めることもできるだろう。

京王線の競馬場駅からの新宿行き電車が減ったようだ。
今までの10分に1本が、20分に1本に。
なんとなく、損をしたような気分だ。

2012年9月17日

夏競馬の中山

9月16日、中山競馬場にいってきた。
皐月賞以来の中山。
今年は残暑がとても長く、「夏競馬」であった。
風は何となく秋風だが、日差しは強い。
日陰を求めて、駅からの地下通路を通って行った。
3日連続開催の最終日。
重賞もある日なのに、普段の土曜日のような場内であった。
行くごとに入場者が減っているように思える中山。
競馬場で観戦するも者にとっては都合はよい。

セントライト記念では、ダービーでハナ差2着のフェノーメノが4角先頭1馬身差で勝利。
スカイディグニティに迫られたが、最後は脚は同じであった。
3着はダノンジェラートと、菊花賞でも穴人気しそうだ。
レース前に短時間強い雨が降ってきた。
スコールだとすると、季節は熱帯の夏なのかもしれない。

帰りに正門付近で酒の小さいビン4本をもらった。
15日のメインレースの冠のラジオ日本の提供物。

中山付近は梨の産地でもある。
この季節は帰り道に梨を売っている店がある。
今年はまだ早く、おいしいころには東京開催になっているかもしれない。

この夏は地方ナイター競馬の行かなかったので、6月以来の競馬観戦になった。
自宅観戦との違いは、競馬に集中することができる。
自宅だと他のチャンネルや、違う用事をすることができて、競馬だけに集中できない。
競馬場だと、立ちながらモニターやパドックを見て、スタンドで観戦する。
新聞を集中して読み、眺め、馬券を買う。
このリズムが、長年培ってきた当たり馬券を掴む技術を呼び出ようだ。
帰りにおけら街道を歩きながら、反省をする。
また、次回に向けて、競馬を楽しもうとする心を沸き立たたせる。

とにかく、競馬に集中することで得られるものは大きいようだ。


2012年5月3日

出張競馬 京都

4月29日、京都競馬場にいってきた。

淀屋橋から急行に乗る。
淀の手前の八幡市で各駅を待つ。
どうせなら、競馬開催日の朝も、急行は淀に停車させればよいと思う。

早朝7時に競馬場に到着。
高架になった駅から、競馬場の入り口までたどり着けるようになった。
なんと、指定席は売り切れ。
指定席を予約できるJRAカードを持とうと思った。
でも、早く来た人が指定席を購入できるシステムがよいと思う。

7時30分に入場。
こんなに早く競馬場に来たのも、10年以上ぶり。
好みの席に急ぎ足で移動する人が目立つ。
なぜか、怒声が聞こえ、追いかけっこをしている大人。
少年を「死ねるものなら死んでみい」と、大声で怒っている女性。
早朝から競馬場に何をしに来たのだろうか。

一般席の4階に座る。
アドマイヤジュピターが勝った天皇賞以来の京都競馬場なので、場内をウンと歩いた。
8時ごろでももう、あちこちに観客がいる。
場内テレビでは、過去の天皇賞の映像が流れている。
テレビのコマーシャルで流れていた、ライスシャワーの映像が流れていた。
93年、メジロマックイーンの春の天皇賞3連勝を寸前で阻んだ名馬だ。
95年の天皇賞も勝ち、6月の宝塚記念でレース中に故障し、そのまま息絶えた、京都競馬場との因縁がとても深い名馬だった。

京都競馬場で必ず立ち寄るようになったお店で、モーニング定食をいただく。
窓外遠くには、天王山と新幹線が望める。
高速道路も、競馬場を囲むように通るようになった。

1レースから、場内は混雑していた。
家族連れが競馬そっちのけで騒いでいるのはなぜだ。
多分、関西で最も混雑するといわれる天皇賞だけのことなのか。

気温が高く、半そで姿も目立つ。
午前のレースも終わり、食事の時間だ。
ファストフードコーナーも列をなしている。

レースはそこそこ荒れていたのだが、馬券を買わずに見ていた。
10レース端午ステークスは、ハタノヴァンクール。
ダート4戦4勝と、底知れず。

11レース天皇賞(春)
最近だと05年のディープインパクトだけが1人気での勝利。
以前は、菊花賞、天皇賞(春)の勝ち馬だったら、好勝負になっていた。

ビートブラックは14人気での勝利。
10年菊花賞では3着と、長距離適性はあったようだ。
昨年天皇賞では 0.7秒差なので、勝てる要素は無きにしも非ず。
しかし、前走の阪神大賞典で4秒差と、手は出しづらかった。
勝因は、騎手と人気薄と調子だろう。
また、圧倒的な人気のオルフェーブルが後方待機だったので、有力馬は前よりも後ろを気にしすぎたようだ。

08年以来、4年ぶりの京都での競馬観戦。
新緑の時期に、強い馬が勝負するレースとして、長年おこなわれている。
おけらになった人がほとんどだった1日だった。
よい天候で、食事がおいしけらば、相殺になったと思う。

全レースが終わって、本場馬で障害馬術を観戦して、駅にむかった。








2012年3月24日

荒れる日経賞

この季節の変わり目、人も馬も思ってもみないことが起こる。
日本人には別れと、出会いの最も多い時期だ。
はたまた、競馬はどうだろうか。
本日の中山での日経賞。
人気薄の逃げ馬、ネコパンチが重馬場を逃げ切った。
単勝万馬券。
圧倒的な人気のルーラーシップは3着。
以前、グラスワンダー、ゼンノロブロイのような一流馬も人気に応えられず敗れている日経賞。
また、テンジンショウグン、レオリュウホウなど、とんでもない穴をあけたレースでもある。
98年に勝ったテンジンショウグンは今回の勝利ジョッキーである江田が乗っていた。
ジョッキーの気持ちも勝利の一因のようだ。
ともかく、馬場、圧倒的人気馬、季節も予想のファクターである。
今回は長距離での人気薄の逃げ馬という、予想としてはありえる結果だったのだと思う。
これから大レースの季節だ。
もう一度、予想の点検をしながら、春競馬を楽しみたい。

2012年2月26日

映画の馬

東京開催も終わり、中山に移っていった。
毎年のことなのだが、競馬場に行くのが億劫になるのだ。
来週から新装開業の中京競馬。
直線に上り坂ができているではないか。
いつの間にかそんなものを作ったのか。

『ニーチェの馬』という映画を見てきた。
馬を中心とした映画ではない。
ただ、ひたすら同じ曲と風の音。
同じような映像で、つい、寝てしまう。
セリフも必要最小限のハンガリーの映画だ。
『シービスケット』のような、競馬の物語での疾走感とは全く違う。
映画冒頭、ただ、モノクロの景色を風と格闘しながら荷車を引く馬。
このような映像を撮る技術や工夫があるのだろう。
生活感が重くのしかかっている馬の走りだ。
その後、この馬は荷車を引くシーンはでてこない。
食べ物、飲みものをとらせようと人は促すが、ウンともスンとも言わない。
終いには、荷車に綱を付けられて、歩いていく。
馬小屋に帰ってきたのだが、もう、仕事はしない。
おとなしく立っているだけだった。

人間と馬は長い間、生活を共にしてきた。
ここ50年で、日本では馬を農耕の道具として使うことはほぼなくなった。
身近な存在としていた馬の最期をみるようだった。
この映画の主題は「普通の生活のなかで、ゆっくりと死を感じる」のだと思う。
人の生まれてから死ぬまでは、日々の繰り返しの生活の中で、1日1日迫ってくるのだと感じた。