2009年11月14日

晩秋競馬

東京も開催が変わり、今月いっぱいまでだ。
なるべく毎週行きたいが、都合がつかないこともある。
先月はカンパニーが府中で2勝し、秋の競馬を盛り上げた。
8歳馬という数が少ない現役馬だが、キャリアで最高の充実振りだ。
天皇賞に勝って、あと京都のマイルカップで引退だそうだ。
今までのイメージは「1800大将」だった。
中距離路線の古豪として活躍していたが、1800の大レースがないため脚光を浴びていなかった。
昨年の天皇賞秋での勝負になっていたこともあり、注目をしていた。
でも、G1ではもう少しであった。
今回の毎日王冠と天皇賞では、堂々とした勝ちっぷり。
競馬の奥深さを教えくれた。

先週、7・8日にはトウカイテイオーが府中に来ていた。
府中では3戦して、ダービーとジャパンカップに勝つ。
無敗で同世代の頂点にたち、けがを乗り越えて世界の競合相手に勝つ。
また、けがで1年間休養し、有馬記念を勝った。
栄光と挫折を繰り返した名馬だ。
今で言う4歳時、天皇賞秋で大敗。
次のジャパンカップでは、中間の調教も満足にできずに出走してきた。
しかし、前走とは打って変わり4コーナーを回ったときの手ごたえは抜群であった。
直線抜け出し、外国馬が迫ってくるのを退けた。
当時、競馬場で観戦していたが、今でもゴール前の情景を思い浮かぶことができる。
本当に強い馬の走りを見せてもらった。
その後、有馬記念で大敗したことも、トウカイテイオーの魅力なのだろう。
ただ、強いだけではない。
弱いところも競馬で出していた、名馬の中の名馬である。
血統でも、牝系が日本産が続いたもので、サンデーサイレンス系などの外国のものが少ない。
現在、競馬場に通っている人たちで、トウカイテイオーの走りを体験している人は少ないと思う。
ナリタブライアンやディープインパクトなどの、圧倒的な走りは見せていなかったが、潜在的な能力において、内国産では一番だと思う。