2005年4月29日

天皇賞春特集

関西競馬

東京駅から臨時夜行急行に乗り、京都に向かった。
乗客は少なく、ゆったりと座席を使いながら。
途中、名古屋駅で隣の番線に寝台急行が停まっていた。
朝もやの中、笠松競馬場付近を通過。
京都に着いて、近鉄に乗り換えた。
初めて関西の私鉄に乗り込み、京阪に乗り換えて淀に。
購入した「競馬ニホン」は縦組みの新聞だった。
少数派とわかったのは、競馬場に着いてからだ。
うわさには聞いていたが、「競馬ブック」だらけであった。

ほぼ、ゴール前の4階スタンドに場所を取った。
もちろん、初めての京都競馬。
映像で見るより、美しい。
低い山に囲まれた感じが強い。

最終レースが終わり、大混雑の駅に向かい、電車に乗り込む。
クネクネ走りながら、初めて大阪府に入った。。
細長い、土地の少ない戸建てが軒を連ねている。
言うところの文化住宅に、多くのアンテナが傾いて付けられている。
東京しか知らないものにとって、大阪の風景は10年以上前の東京であった。
馬券でホロホロになっていて、終点で地下鉄に乗り換え、一目散に新大阪に向かう。
大阪のたこ焼きも、食べられないほどであった。
淀川を通過した時に見た大阪市内の明かりは、今でも鮮明に浮き上がらせることができる。
一目散で東京に逃げて帰ってきた。

それから、ライスシャワー・ナリタブライアンの菊花賞、天皇賞、宝塚記念と京都競馬場に行った。
スタンドも替わり、時の流れで、昔の思い出は薄くなっていく。
だが、あのころの空気は、体に染み付いている。
馬券の勝ち負けを超えて、あらたな競馬の魅力を体験したことは、いまでも変わらず実践している。

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